概要と沿革
ごあいさつ | 使命 | 沿革
ごあいさつ
ブルガリア国立バラ研究所 
コネリア ニコライバ氏
この度、ブルガリア国立バラ研究所の所長として任命され、日本の皆様にご挨拶出来ることに、大きな喜びを感じています。私は、世界一の品質を誇るブルガリアローズの権威をより高め、研究所のさらなる発展と改善をはかることを皆様にお約束します。先ず長年にわたりより良い関係を築いてきた古くからのお取引先に対して心より感謝を申し上げるとともに、ローズオイル市場の新しい市場開拓を目指していきます。当研究所とお取引先との“win win”なつながりを大切にし、強固な連携アップをはかる所存です。皆様のご健勝とご活躍の成功を祈念いたします。
ブルガリアのバラの番人
ニコライ・ネノフ氏
この研究所でローズオイルの権威と謳われているゼネラルマネージャーのニコライ・ネノフ氏。世界一の品質といわれるブルガリアローズオットーのクオリティを維持するために日夜研究を重ねています。収穫されたローズオットーは自らの手で調合し、鑑定書をつけて出荷します。ブルガリアのバラの番人として「世界一の品質」の維持・管理に努めています。
使命
その使命は「世界一の品質」という誇りと責任を守り続けること。

世界中の調香師たちから高い評価を受けているローズオットーをはじめ、ブルガリアローズは、フレグランス・健康・スキンケア市場に欠かせない素材となっています。常に上質な原料を供給するために、ブルガリアでは厳格な品質基準が設定されています。その中枢機関として分析・評価・認定を司っているのが首都ソフィアにあるブルガリア国立バラ研究所です。年1回、バラの谷で収穫され、蒸留されたローズオットー、ローズウオーターはこの研究所に持ち込まれ、一定の基準を満たしたものだけにその認定が与えられます。
沿革
1927年 ブルガリア国立バラ研究所設立
ソフィアにある「ブルガリア国立バラ研究所」は、1927年に発効されたバラの製造法に基づき設立される。この法はバラの花やローズオイルの栽培者・扱い業者の権利と義務を法制化したバラ製造に関する最初の法律。ブルガリア政府はこの法を執行するためその権限をブzルガリア農業協同組合銀行に委譲し、そこに国立バラ研究所を設置した。
その役割は、ブルガリアローズオイルの品質を管理し、偽造を許さないということ。全てのローズオイル生産者は証明のため、製造したオイルを研究所に持込むことが義務付けられる。
分析後オイルを入れた容器は国の刻印を付けて密閉。ブルガリア国立バラ研究所では、現在でもローズオイルの梱包にこの刻印が使用されている。刻印は品質の保障でもある。
1945年 第二次大戦後、研究所は経済産業省の管轄下となる。
また、社会主義時代には、ブルガリア国立科学アカデミーの中に設けられたバラ専門の研究課と共に、効果・効能などさまざまな科学的データの蓄積に努める。
1989年 ブルガリアの民主化によりローズ産業は専売事業から民営化へ
生産販売の自由化によって、従来国立検査機関で実施されてきた品質管理問題が浮上する。
1990年 ブルガリ国立バラ研究所が品質管理の中枢機関となる。
自由競争の中にあってもその品質管理の重要性を重く見て、以前と同じようにブルガリア国立バラ研究所とニコライ・ネノフ所長がその責務を担い、品質の保証を与えることとなる。また、国営工場の解体で衰退の危機に瀕していた民営化後のローズ産業を復興させるなど、その指導にも努める。
1993年 経済産業省の独立法人となり国からの財政的な支援が極度に減少する中、分析機器の導入、分析証明書の権威向上などに尽力する。
以来、ブルガリアローズの品質の管理・維持をはかるために力を注ぎ続けている。

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